普段からのぼり旗を使っている人ならご存知かと思いますが、月日が経つと破けたり、端からほつれてきたりと劣化が進んでいきます。のぼりの平均的寿命は外に出しっぱなしで大体3カ月程度です。
使用環境にもよるので、それ以上に持つ場合ももちろんありますが、オーダーのぼりドットコムでは、少しでも長く持たせるために補強縫製をオススメしています。
今回のブログでは、そんな補強縫製の種類とメリットについて解説致します。
当サイトののぼり旗の縫製(標準)
まずは、オーダーのぼりドットコムが製作しているのぼり旗の標準の仕上げ方法から。
下辺三つ巻縫製
のぼり旗の周囲の仕立てに関しては各社様々です。
当サイトでは下辺を三巻縫製、その他の辺はヒートカット仕上げが標準です。
下辺三つ巻縫製とは、文字通り、のぼり旗の下の辺を縫製することを言います。
生地を三つに折った状態で、上からミシンで縫い留めて縫製しています。
触ってみると分かり易いのですが、何も縫製していない場合と比べると、触った時の生地の厚さが全然違います。「縫製したほうが丈夫になる」と感触で分かるぐらいにしっかりした手触りです。
その他の辺はヒートカット
ヒートカットというのは、生地を熱で溶かしながら切る裁断方法です。
化学繊維(テトロンポンジ)を溶かして固めているため、簡単にほつれたり破れたりすることはありません。
ヒートカットについて詳しく解説している記事がございますので、是非ご覧ください。
ただ、三つ巻縫製と比べると物理的な衝撃に弱いので、何度も擦れたり雨風に晒されたりすると、だんだんほつれてきます。
ご紹介いたしました『下辺三つ巻縫製』と『ヒートカット』は無料で加工させていただいており、弊社ののぼり旗の標準仕様です。
ですが、中には「風が強い地域なので、すぐにほつれてしまった」「もう少し長持ちさせたい」といったお声もございます。
そこで別途料金はかかりますが、補強縫製を施し、仕上げる方法があります。
次章で解説しますので、参考になさってください。
補強縫製(オプション)
オーダーのぼりドットコムの補強縫製を、3つご紹介します。
下辺三つ巻(標準)+長辺三つ巻(オプション)
二辺を三つ巻するため、『二辺三つ巻縫製』『L字三つ巻縫製」とも呼ばれます。
通常の下辺三つ巻よりも少し頑丈なのぼり旗が欲しい方は、こちらの縫製方法がおすすめです。
のぼりの一番長い辺である長辺を三つ巻しているということで、見た目からも頑丈そうに見えます。
三辺三つ巻き
この縫製は、チチ(のぼり竿を通す輪っか)が付く側の長辺以外の三辺を三つ巻縫製します。
上記の『二辺三つ巻縫製』と違う所は、言うまでもありませんが、上辺をさらに三つ巻しているため、より頑丈になっていることです。
強風の影響で、上部のチチ付近からのぼり旗が破れた経験がある方は、こちらの補強縫製を選ばれることが多いです。
四辺三つ巻き
この縫製は、四辺全てを三つ巻縫製します。
長辺を二辺とも三つ巻するので多少波打ったような形になりますが、その分頑丈さは間違いないです。
四辺三つ巻き縫製で補強したのぼり旗は耐久性が上がりますので、生地の「ほつれ」や「破れ」が原因で買い替えるより「色あせ」が気になって新しいものを購入することが多くなります。
風が強い地域、障害物がある等の環境でご使用の場合はこの補強縫製をご検討ください。
補強縫製のポイント
それぞれの補強縫製は、自動見積もりページの『ほつれ防止』の選択画面で選ぶことができますので、是非ご検討ください。
- Q自動見積りとは?
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オーダーのぼりドットコムでは、フォームで【枚数】や【サイズ】等の項目を選択していくだけですぐに見積もり金額がでる『自動見積もり機能』を搭載しています。もちろんそのまま注文も可能です。 会員登録なしでお気軽にご利用頂けます。
\お気軽にお試しください/
のぼりの縫製について:まとめ
今回は、のぼりの補強縫製について解説しました。
各辺を補強することでのぼり自体の耐久性を上げることが出来ます。
「下辺三つ巻+ヒートカット加工」が標準仕上げですが、より長持ちさせたい場合は、
●下辺三つ巻+長辺三つ巻
●三辺三つ巻
●四辺三つ巻
これらのほつれ防止加工をお選びいただくことをご検討ください。
のぼりを買う時に、少しでも参考になれば幸いです。
\のぼり旗のご注文をお待ちしております/