縫製部の長倉です。
販促のために準備した大量ののぼり旗や、節句の記念、贈り物として作ったのぼりが倉庫や戸棚に眠っていませんか?
捨てるのも勿体ないですし、燃えるゴミで出せないので意外と手間がかかります。
捨て方に関してはコチラ↓をご覧ください。
記念に作ったものだとなおさら処分しづらいですよね?なにかにリメイクできれば、環境にも優しいです。
そこで今回はのぼり旗のリメイクアイデアをご紹介いたします。
このブログを書いた人
余ったのぼりのリメイクアイデア
のぼり旗をリメイクする時は、ほつれや破れがない状態の良い部分を使いましょう。
エコバッグ
薄いポンジ生地ののぼり旗はエコバッグへのリメイクをお勧めします。
イベントに参加した際、エコバッグが配布されていることはありますよね?
一般的なエコバッグに比べると、少し薄い素材が使われています。
イメージとしては、そのぐらいの強度ですので、使う分には全く問題ありません。
クッション
生地をお好みのサイズに2枚カットし、それらを縫い合わせ、スポンジを入れるだけで、このようなクッションが完成します!
和風のぼりの生地「オニちりめん」を使ったので、和の趣がある、手触りが独特なクッションを作ることができました。
和風のぼりについてはコチラをご覧ください
小物入れ
クッションのついでに可愛らしい小物入れも作っちゃいました。
こちらも、同じ「オニちりめん」を使いました。
トートバッグ
長持ちのぼりで使われるの厚手の生地は、トートバッグにリメイクできます。
「ツイル」や「エステル葛城(かつらぎ)」「撥水クロス」等、長持ちのぼりで使われる生地は耐久性に優れ、洗濯も可能です!
上記でオススメをご紹介していますが、どの生地でもそれぞれ製作可能です。
しかし、生地の薄さによって向き不向きがありますので、適切なリメイクアイテムを選びましょう。
また、「思い入れがあるのぼり旗、素人の私がリメイクするのはちょっと・・・」という方は是非、弊社にご相談ください。
別途お見積りになりますが、ご紹介したリメイクアイテムでしたら製作可能です。※要相談
\お気軽にご相談ください♪/
のぼり旗をトートバッグにリメイクする方法
作った中で一番実用性があり、見た目も素敵なトートバッグの作り方を解説します。
今回は、節句のお祝いで作った長持ちのぼりをリメイクしてみました。
厚めの「エステル葛城(カツラギ)」という綿風の生地なので、和柄のバッグにピッタリです。
耐久性もあり、洗濯もできますので末永くお使いいただけますよ。
簡単に手順をご紹介いたしますので、是非参考になさってください。
手順1:本体(袋)を作成する
竿通し部分のチチを切り取るように、作りたい大きさ+周囲10mmぐらいでカット。
表同士をくっつけて、左右、下辺を縫い合わせ、袋状にします。
手順2:取っ手を作成する
取っ手用の生地をカット。
左右の端を中央に向かって折り、重なった部分を縫います。
袋と取っ手が完成!
手順3:袋と取っ手を縫い合わせる
八の字+四角でしっかり縫い付けます。
手順4:マチを作成
底を三角に折り、上から縫い付けます。
完成!
最後に中身を裏返して完成です。
表
裏
のぼり旗のリメイク特集:まとめ
今回の記事では、のぼりのリメイクアイデアをご紹介いたしました。
生地によって向き不向きはありますが、エコバッグやトートバッグ等に再利用することが可能です。
処分しづらい記念品ののぼり旗は、是非リメイクしてこれからも大切にお使いいただくことをオススメいたします。