教えて!のぼりQ&A
金巾と天竺の違いを教えてください。
はい、綿のぼりに使われる金巾と天竺という生地の違いについてご説明させていただきます。
金巾と天竺は、どちらも*平織りの生地ですが、糸の太さ、生地の厚み、きめ細かさが違います。
*平織(ひらおり)とは、経糸(たていと)と緯糸(よこいと)を交互に浮き沈みさせて織る、最も単純な織組織のこと。
まず糸の太さは、天竺の方が金巾に比べ太く、よって生地の厚みは、
・天竺:約0.37mm
・金巾:約0.29mm です。
天竺の方が金巾より分厚く丈夫な生地になります。
生地のきめ細かさは、1cm四方あたりの縦糸と横糸の本数の多さに比例し、多いほどきめ細かく柔らかい生地になります。
その点、金巾の方が糸が細いため本数が多く、きめ細かく柔かくて肌触りは良いです。
当店で綿のぼりとしてご案内している生地は金巾のみですが、天竺でも製作は可能です。
無料の生地見本帳をご用意しておりますので、この違いをぜひお手に取ってお確かめください。
通常の生地見本帳には天竺が入っておりませんので「ご質問等」のところに「天竺」とご記入ください。
生地見本帳請求はこちら ↓↓
https://www.order-nobori.com/kijisample.html
使い分け方としては、当店でご案内している通常サイズ幅450×高1,500mm、幅450×高さ1,800mm及び幅600×高さ1,800mmくらいの綿のぼりでしたら金巾を、
それより大きな、例えば神社で使うようなのぼりでしたら、もっと丈夫でしっかりした生地の必要がございますので天竺をお勧めしております。
【天竺の綿のぼりW500×H2370mm】
もちろん、通常サイズの綿のぼりでも天竺で製作は可能ですし、サイズもご希望のサイズで製作できます。
天竺やオリジナルサイズをご希望でしたら、
・生地
・サイズ
・色数(白色を含まず)
・同一デザインの枚数
をお気軽にご連絡ください。
お問い合わせはこちらからお願いします。↓↓
https://www.order-nobori.com/toiawase.html
最近は、飲食店等の店頭やショッピングセンター、アミューズメントパークなどで私たちが目にするのぼりはポンジという化繊生地が多いですが、
・神社や寺院、祭り
・酒店、酒造メーカーや和菓子屋さん、着物店、墓石店
・和太鼓など和楽器の演奏会の舞台
・そばやうどん屋さんなどの飲食店
のような「和のイメージを出したい」という場合はもちろん、耐久性や生地感(手触り・分厚さ)を重視するお客様から綿のぼりのご注文をいただいております。
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