集客と色の関係(ガーリー感とエレガント感)
「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。
集客と色って関係あるの!?そう思われる方、必読です!!
人を引きつける色や目立つ色、色本来の意味などをご紹介しながら
色がどれくらい集客に影響を与えるものなのか、 カラーコーディネータの目線でお届けいたします。
お客様の集客のヒント、今後のデザインの参考になれば幸いです。
今回のテーマは「ガーリー感(女子的)とエレガント感(女性的)」です。
「ガーリー」や「エレガント」はどちらも女性を表現した色ですが、「ガーリー」は若い女性を、
「エレガント」は大人の女性をイメージさせる配色になります。
このふたつの大きな違いは彩度(色の鮮やかさ)にあります。中~高彩度の色を選択すると
ガーリーな印象が強くなり、中~低彩度の色を選択するとエレガントな印象が強くなります。
実際にどういった配色になるのか、のぼりを参考例に上げてご紹介します。
ガーリー感
ガーリー感は若い女の子のイメージを指します。多色使いやコントラストにメリハリを
つけることでガーリー感を演出することができます。代表的な色みは、赤紫系、赤系、橙系です。
中~高明度・中~高彩度の明るくクリアな色がお勧めです。
- 爽やかでボーイッシュな印象が強くなります。
青・緑系だけではガーリー感を出しにくいので、赤紫や赤系の色を
加えることをお勧めします。
- 暖色系ベースのものは活発な女の子らしいイメージになります。
橙色は明るく元気なイメージ、ピンクは女の子らしいイメージを演出
できます。
- 無彩色だけでガーリー感を出すことは困難ですが、赤紫系を
取り入れることでガーリー感を演出できます。黒色と組み合わせると
コントラストがついてダイナミックな印象になります。
エレガント感
エレガントな配色にするには、色数をおさえ、コントラストもあまりつけないことがお勧めです。
代表的な色みは、赤紫系や赤系です。中~高明度、中~低彩度の濁色系を中心に選ぶとシックで
落ち着いたイメージに仕上がります。グラデーションで色に統一感を持たせるとエレガント感を
演出できます。
- クールで落ち着いたイメージのエレガント感を演出できます。
赤紫系・赤系と配色することで女性らしい雰囲気に寄せることが
できます。
- 中間色(濁色)の暖色系にすると、エレガント感のイメージが
強くなります。
コントラストはあまりつけないほうがお勧めです。
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無彩色をベースにする場合は、
白や黒のコントラストを控えめにし、グレイッシュな配色にすることが
ポイントです。