集客と色の関係(オレンジ色)
「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。
今回のテーマは「オレンジ色」です。
オレンジ色は、赤と黄色の間の色で薄い色から濃い色までたくさんの色があります。
中には日本の伝統色と呼ばれるものもあり「黄丹(オウニ/オウタン)」「琥珀(コハク)」「柿色」といった慣用色名がありますがご存知でしょうか?

黄丹(オウニ/オウタン)-
朱色に近い華やかな赤橙色。
昔は皇太子が着用する礼服の色であったため一般人の使用が禁じられた色。
柿色(カキイロ)-
歌舞伎の定式幕の3色のひとつとして有名な色。
琥珀(コハク)-
熟成したウィスキーを形容する場合などによくつかわれる色。
「オレンジ色」のイメージ
オレンジ色は「エネルギーを呼び起こす色」「楽しいこと、面白いことを予感させる色」「好奇心をそそる色」と、陽気で明るい印象を与えることから、イベントの演出に効果的です。
たとえば「青」や「白」の看板を見ておもしろそうなイベントをしていそうとは思いませんよね。
どちらかというと、真面目な講演会のご案内といったところでしょうか?
その点、オレンジや黄色、赤色といった暖色系を使った看板や宣伝物は、バラエティなどの楽しいイベントの雰囲気が伝わってきますよね。
色は見るだけで、その雰囲気が伝わるので不思議です。
その他に、オレンジ色は食べ物を美味しく見せる効果もあるんですよ!
赤色と同様に「食欲を誘う色」としても使われます。
お店の照明を思い出して頂ければ一目瞭然!
青みのかかった光をあてるよりもオレンジ色の光をあてた方が商品をより美味しく見せる事ができます。
身の回りを意識して見てみると色の効果をうまく利用している事がたくさんあります。
皆さんも是非、身近なところに目を向けて、色々発見してみてはいかがでしょうか♪