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集客と色の関係(色数を抑えて印象的なデザインにする)

「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。

集客と色って関係あるの!?そう思われる方、必読です!!

人を引きつける色や目立つ色、色本来の意味などをご紹介しながら
色がどれくらい集客に影響を与えるものなのか、 カラーコーディネータの目線でお届けいたします。
お客様の集客のヒント、今後のデザインの参考になれば幸いです。

今回のテーマは「色数を抑えて印象的なデザインにする」

色数を減らすメリット

色数を減らすメリットは2つあります。

1.コストの削減
色数によって価格が変わる商品があります。
弊社では「のぼり」がそうです。例えば10枚の時「1色」と「フルカラー」では、
その差額は 3,750円、100枚になると、なんと!その差額は86,200円に!!
少しでもコストを下げたい方にお勧めです。
2.インパクト
文字のみのデザインは、色数を制限するとシャープな印象になり、
インパクトのある仕上がりになります。
色から連想するイメージを考慮しながらデザインをすると効果的です。

10周年記念セールのデザインを例にご紹介いたします。
元のデザイン

色情報が多く、メッセージ性が弱くなっている。
色数が多いと、伝えたい内容が弱まります。
また、デザイン的にもまとまりがなく美しくありません。

修正後のデザイン
1色の場合「赤・白」配色

赤色は目立つ色。遠くからでも認識しやすく、また購買意欲を刺激する色でもあります。

1色にすることで全体がスッキリまとまります。
色を抑えると全体のバランスが取りやすくなります。

また、文字の形も際立って見え、メッセージが伝わりやすくなります。

2色の場合「赤・黄」配色

この配色はセールの宣伝で使用する定番のカラーです。
セールや値引きをしていることを、色で印象付けることができます。

色選びのポイント!

色には連想されるイメージがあります。
赤色なら『情熱』、緑色なら「癒し」、青色なら「誠実さ」などなど。

このように色から受けるイメージをデザインに活かすと、
よりメッセージ性の強いデザインに仕上がります。

色の数をたくさん使った方が目立つ!と思われがちですが
実は、そうでもない世界があるということがご理解いただけましたでしょうか?

1~2色の方がインパクトがあったり、何よりもコストが下げられるというメリットが
あったりするなら、このテクニック、使わない手はないですよね?

もちろん、のぼりやチラシ、看板など全ての販促物に使えます。

販促物をお考えの際は、色をごちゃごちゃと使いすぎていないか、
言いたいことが目立つ印象的なデザインになっているかチェックしてみてくださいね。

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