集客と色の関係（プレミア感とカジュアル感）
「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。
集客と色って関係あるの！？そう思われる方、必読です！！
人を引きつける色や目立つ色、色本来の意味などをご紹介しながら
色がどれくらい集客に影響を与えるものなのか、 カラーコーディネータの目線でお届けいたします。
お客様の集客のヒント、今後のデザインの参考になれば幸いです。
今回のテーマは「プレミア感（高級さ）とカジュアル感（気軽さ）」です。
今回は「プレミア感」と「カジュアル感」を表現するにはどういった配色がオススメなのかをご紹介します。時計や宝石、高級な商品を宣伝するときには「プレミア」な印象を与えるデザインを、子供服やファミリー向けのレストランなど親しみやすい雰囲気を演出したいときには「カジュアル」なデザインと、宣伝する対象によってデザインを決めますよね。
どういった色の組み合わせにすると「プレミア感」「カジュアル感」を表現できるのか、のぼりのデザインを例に、寒色系・暖色系・無彩色系ベースの3パターンをご紹介します。
プレミアム感
低明度のトーンを選ぶとプレミア感を演出できます。深い色や無彩色と黒色の組み合わせも効果的です。ゴールドやシルバーといった金属色を加えるとプレミア感が増すのでオススメ。
黒色と組み合わせることで深みが増して、より高級感のある印象になります。
暖色系の深みのある色相は、温もりのある空間を演出できます。
ゆったりと特別な時間が流れるような印象にしたいときにオススメの配色です。ゴールドを使用すると、さらにリッチでプレミアムな印象になります。
無彩色だけでプレミア感を表現することは困難です。
金属色や、黒に近い低明度の色を使用すると高級感を出しやすくなります。
カジュアル感
明るい色や鮮やかな色を選ぶとカジュアルな印象を演出できます。
色はオレンジや黄色などの暖色系をベースに、黄緑や緑色などの中性系色を加えるとよりカジュアル感を際立たせることができます。
無彩色なら、プレミア感とは反対に白色との組み合わせが効果的です。
寒色系をベースにすると信頼感、爽やか、クールな印象になります。 そこにオレンジや黄色をアクセントに入れるとカジュアルな印象になります。
ベースを赤やオレンジのような暖色系にすると元気で動きのある印象になります。多色配色にすると、よりカジュアルなイメージになります。
白をベースに、明るい色や鮮やかな色と組み合わせるとライトでカジュアルな印象になります。
お取り扱いの商品やサービスに合わせて、
デザインや配色を使い分けてみましょう。
きっと売上に繋がること間違いなし！ですよ。